中型二輪の正式名称は、普通自動二輪といいます。
この免許を取得すれば、400CC以上のバイクに乗ることができます。
125CC以上の排気量のバイクであれば、高速を走ることもできるので、バイク免許を初めて取るという方にもおすすめの免許です。
免許取得のための技術は、教習所で学ぶことができますが、教習所に入学するためには年齢が16歳以上、視力が0.7以上といった条件を満たしていなくてはいけません。
(視力は、メガネやコンタクトを使用した矯正視力でもかまいません)。教習所では、交通ルールなどの学科教習を26単位取らなくてはいけませんが、普通自動車運転免許、普通小型自動二輪の免許保持者は免除されます。
運転技術のカリキュラムは、課題走行と法規走行の二段階に分かれています。課題走行ではバイクの起こし方やエンジンのかけ方、坂道発進やスラロームといった基本的なバイクの操作方法を学びます。その後、交通法にのっとった走行の仕方を学び、卒業検定に臨むことになります。
中型二輪にはAT車とMT車のそれぞれがあり、AT車限定の免許では、クラッチ操作のあるMT車に乗ることはできません。入学時に、どちらのバイクに乗りたいのか考えておく必要があります。ちなみに、免許取得のためにかかる費用は、AT車15万円、MT車16万円と相場はそれほど変わりません。